
旅館やホテルは、季節ごとのイベントでお客さんがどっと押し寄せるため、人手不足になりやすいです。そのため、住み込みバイトの求人も多くなっています。
短期間でお金を稼ぐのにぴったりな住み込みバイト。そのメリットやデメリットを紹介していきます。
ホテルの住み込みアルバイトのメリット
1.ホテルの用意した寮生活で快適に節約できる
ホテルの住み込みバイトのメリットとしてまず上げられるのが、ホテルの提供する寮生活ができることです。基本的に寮費は無料、食費支給やまかない付きというところもあります。
必要になる食費や光熱費の出費を抑えられるため、その分のお金を貯金にまわせます。一人暮らしのための資金や、海外への旅行費や留学費用を稼ぎたい時に、ぴったりのアルバイトです。
新しい場所で新生活をスタートさせたい人にも、住み込みバイトはおすすめです。住居と仕事を同時に見つけることができるので、慣れない土地でも安心して過ごせます。
2.職場と住居が一緒
ホテルでは寮が完備されていることがほとんどなのですが、旅館や小さな宿泊施設では、寮がないこともあります。
そういった宿泊施設は、住居と職場が一緒になっていて、通勤時間が実質ゼロになっています。
自宅周辺が住宅ばかりだと、働ける場所が少なく、必然的に遠くまで通勤することになりますよね。近場で働きたいという人や、通勤時間をそんなにかけたくない人は、住居と職場が一緒の住み込みバイトを探してみましょう。
寮を用意されていても、寮から職場まで、徒歩で行くには遠いことがあります。住み込みバイトを始める時は、通勤時間に目を通しておくようにしておきましょう。
3.交通費の支給
寮と職場が離れている場合は基本的に交通費を支給してくれます。短期間のバイトでは交通費が出ませんが、長期間のバイトになると、交通費の支給があります。
ですが、新幹線ではなくバスを利用しないと交通費は出ない、といった条件などがあるので、最初に確認しておくようにしましょう。
寮から車で数十分かかる場所に職場がある時も、まだ車を持っていない人は公共交通機関を利用するしかありません。
寮と職場が離れていても、交通費が支給されていれば出費にはならないので、安心してお金を稼げます。
4.観光も一緒に楽しめる
ホテルでの住み込みバイトで魅力的なのは、バイトをしながら観光を楽しめることです。ホテルには繁忙期と閑散期があり、繁忙期なら忙しすぎて時間が空かないこともありますが、閑散期なら観光の時間も作れます。
遠くまで住み込みバイトに来たのなら、今まで行ったことのない場所の観光もしたいですよね。そうした時は閑散期のバイトを狙って、お金を稼ぎながら景色や観光地を堪能しましょう。
温泉がある施設であれば、休日やバイト終わりに温泉に入ることができます。温泉街での住み込みバイトなら、休日を利用して足湯スポットに出かけたり、日帰りで温泉を楽しめます。
また、スキー場近くにあるホテルも住み込みバイトの募集がされています。こういった場所では、ゲレンデの無料パスチケットを貰えることがあります。スキーやスノボが好きだという人は、スキー場近くの住み込みバイトを探すといいですね。
住み込みバイトでの注意点
メリットの多い住み込みバイトですが、次のような注意点もあります。
門限が決められているケース
住み込み寮やホテルの提供部屋では、門限などの規則が決められている場合があります。
住居と職場が一緒になっている時も、年齢によっては門限があるので最初に確認しておきましょう。
寮に管理人さんがいる場合は、門限を過ぎる時に必ず管理人さんへ連絡しなければいけません。仕事仲間と飲み会をしたり、トラブルが起きて門限が過ぎてしまった時は、忘れずに連絡をしましょう。
周辺に買い物する店がないケース
食費が無料だと紹介されているバイトも、食事はまかないやお弁当となっています。それだけでは物足りないと感じる人は、コンビニやスーパーで買出しをしなければいけません。ですが、職場周辺にはコンビニやスーパーがないこともあります。
買う場所がなければ何も手に入らないので、職場の周辺に何があるのかは事前に調べておいたほうがいいでしょう。配達地域に入っていないことがあるので気をつけてください。
まとめ
趣味も一緒に楽しめることが、ホテルの住み込みバイトの特徴です。お金を稼ぎながら、温泉めぐりやスキーなどの趣味を楽しみたい、生活費を浮かせてガッツリ稼いで貯金したいという人は、住み込みバイトをやってみてください。