
今回は、秋の観光シーズンに京都の旅館でアルバイトした20代の男性の体験インタビューです。
リゾートバイト事例
- アンケートに回答してくれた人:Hさん(20代・男性)
- アルバイトした施設:旅館
- エリア:京都
- 職種:フロントなど
- 仕事を見つけたきっかけ:知人の紹介
京都の旅館で繁忙期にアルバイトした体験談
実家が近かったので、条件的には恵まれていました。今まで何度か接客業に携わった経験がありましたので、知り合いの依頼でヘルプ的に働かせて頂きました。毎日たくさんのお客さんが来られますので、暇などなくほぼ休みなしで働くような環境でしたので、消極的な自分には余計なことを考えるような暇もなく、ちょうどもってこいだと思って働きました。
とにかく観光都市・京都ですので毎日すごいお客さんでした。とくに10月〜12月は宿泊できる旅館やホテルもないぐらい一杯でしたので、その中でも私の働いている旅館を選んでもらった感謝を少しでも感じてもらいたいとそつの無いように働きました。
最近はアレルギーの方用にもお食事を手配したりしなければいけませんので、くれぐれも間違いの無いように手配させていただくのは本当に緊張の連続でした。
また忙しい時に限って部屋の備品が壊れたり、お料理の数が足りなくなったりするもんです。そんなときにこそ、私たち従業員の能力が問われます。
決して一人で出来る仕事ではなく、出来る限り力を合わせて様々な想定外の出来事を乗り越えました。
それでも毎日毎日、おびただしい数のお客さんがやって来ますので、時たま心がしんどい時もありました。一回モチベーションが落ちてしまうと、もう一度自分を奮い立たすのは結構大変でした。
こういう経験をしてからは自分が旅行に行ったとき、ホテルや旅館の人たちに対してやさしくなれたような気がします。